のぞみ福祉作業所の再建に向け、
2017 年に NOZOMI PAPER Factory SUPPORTER を立ち上げました。
この3年間にサポーターTシャツをお買い上げいただいた総数は 740 着。
1枚につき 1,000 円の < F A C T O R Y > 応援資金は、総額 740,000 円となりました。
皆様の多くの温かい応援の結果です。本当にありがとうございます。
のぞみ福祉作業所は 2019 年 4 月に新しい建物でスタートすることができました。
1年を経て、ようやく新しい環境にも慣れ、落ちついてきたように思います。
本来であれば新設のタイミングで、この資金を使わせていただく予定でしたが、
少し時間がかかってしまいました。申し訳ありません。
ただその間にも様々な変化があり、仮設では全員で行っていた紙すきの仕事も、
作業班と生活班を選択することで、メンバーが自主的に活動を選べるようになりました。
紙をすくことも、絵を描くことも、どちらも震災をきっかけに得たNPFの権利です。
「 制作と創作をする 」メンバーを軸に「 福祉と社会との接点をつくる 」ことが、
NOZOMI PAPER Factory SUPPORTER 立ち上げの目的でした。
そこで、施設内に< N P F _ S H O P > をつくりたい!と、絶賛構想中。
NOZOMI PAPER®︎ 商品と、メンバーのアートグッズが買えて、
NPFS グッズも売っていて、紙すきをするメンバーの働く様子も見える。
地域の人たちも気楽にのぞきにこれて、南三陸に人が来る目的になり、
福祉と社会をつなぐきっかけとなる。そんなショップをつくりたい。
サポーターの人たちがTシャツを着て遊びにこれる。
メンバーもスタッフもお客さんも、みんな同じTシャツを着ている。
そんな空間をつくりたい。
皆様からの応援資金は、そんな「 場づくり 」のために使用させていただきます。
また、2020 年 4 月より、サポーターTシャツによる応援資金を終了し、
( バッジはなくなりますが、お求めやすくなります!)
ショップ運営の中で、継続できるように工夫していきます。
震災から10年となる 2021 年を目指し、皆様にお披露目できるよう、
ゆっくりとつくっていきたいと考えています。
今、世界中が危機的状況にある中ではありますが、
人と人とのつながりのチカラを信じていたい。
また皆さんと、南三陸でお会いできることを願って。
2020 年 4 月
NOZOMI PAPER Factory SUPPORTER運営 / HUMORABO